宵闇から こんばんは

はろー はろー はろー
ご機嫌いかがですか。

先日、猫カフェに行ってきました。
わたしも猫になりたい。

最近読んだ本など。

きみはポラリス (新潮文庫)

きみはポラリス (新潮文庫)

君はポラリス/三浦しをん

新大阪駅でゴリ推しされていて、あまり本を選ぶ時間がなかったため購入。笑。
おもしろかったです。
短編集ですが、ありそうでありえなさそうないろんな愛の形。
どれも奇妙で、一筋縄ではいかない。
1作目の「永遠に完成しない2通の手紙」がいちばんすきです。
なんでかって?
ほもほもしてて切ないから。笑。

「灰から吐きだされた煙と息は、白く混じりあい、だれにも解読できない文字のような軌跡を描いて、冬の夜空にのぼっていった」

くちびるに歌を

くちびるに歌を

くちびるに歌を/中田永一

中学校の合唱部を舞台にしたお話。
とても温かいお話でした。
登場人物の手紙を挟みながら物語が進んでいくのだけれど、だんだんいろいろな軸が交わりあって・・・。
最後、ナズナがあることばに出会う場面では涙しました。

「ぼくはもう、ふらつかないで、立っていられた」

舟を編む

舟を編む

船を編む/三浦しをん

また三浦さんの作品。
ああ、私も日本語が、ことばがすきだ。
その気持ちが、静かに、熱をもって湧き上がってきました。
話自体は、かなりの置いてきぼり感をくらいましたが。笑。
もっと大長編で書かれてもいいと思う。

「死者とつながり、まだ生まれ来ぬものたちとつながるために、ひとは言葉を生みだした」